8月の米新築住宅販売:半年ぶり低水準か、割安物件人気で-BN調査

8月の米新築住宅販売は半年ぶり 低水準となったもようだ。買い手がより割安な差し押さえ物件を求め ているためだと、エコノミストは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト59人を対象に実施した 調査の予想中央値では、8月の新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、 年率換算)は前月比1.3%減の29万4000戸と、4カ月連続の減少が見 込まれている。

差し押さえ物件を主因とする中古住宅の値下がりで、新築住宅か ら投資家の足が遠のき、レナーなどの住宅建設業者が打撃を受ける恐 れがある。また、与信へのアクセスが限られているほか、失業が増加 し、消費者信頼感は低下していることから、住宅市場が安定するには 時間がかかるとみられている。

TDセキュリティーズの米国担当シニアストラテジスト、ミラ ン・マルレイン氏(ニューヨーク在勤)は「中古住宅市場での安売り が増えているため、新築住宅販売は当面、圧迫された状態が続く」と 予想。「未売却物件の山と不安定な需要で、建設業者は引き続き圧力を 受けるだろう」と述べた。

米商務省は午前10時(ワシントン時間)に8月の新築住宅販売を 発表する。エコノミストの予想レンジは27万5000戸-32万戸。