ドイツ銀CEO:EFSF強化はユーロ圏各国に「極めて重要」

ドイツ銀行のヨゼフ・アッカー マン最高経営責任者(CEO)は、ユーロ圏の救済基金を強化する 7月21日の合意を実行に移すことが域内各国にとって「極めて重要 だ」との見解を示した。

国際金融協会(IIF)の会長を務めるアッカーマン氏は25 日、同協会がワシントンで開いた年次会合で、ユーロ圏各国に4400 億ユーロ(約45兆円)規模の欧州金融安定ファシリティー(EFS F)と経済政策規律の強化策の迅速な承認を呼び掛けた。

IIFの声明で明らかになったもので、アッカーマン氏は「ユ ーロは国際通貨システムに欠かせない不変の柱であり、加盟国に安 定と成長をもたらしている」との認識を示した。

ドイツ議会は今週、EFSFでの同国の負担の是非について採 決する予定。20カ国・地域(G20)を構成する欧州諸国は22日、 EFSFの影響力を「最大化」することで一致しており、恒久的救 済プログラムの導入を前倒しする案についても協議が進められてい る。

アッカーマン氏はまた、11月に仏カンヌで開かれるG20首脳会 議が景気回復や金融安定の見通しに対する信頼を回復すため「強力 で具体的」な決断を行うとともに、G20内で確実に一貫性のある措 置が講じられるようにする必要があると述べた。