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【ECB要人発言録】予想以上の指標悪化で10月に行動も-クーン氏

9月20日から25日までの欧州中 央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<9月25日> ノボトニー・オーストリア連銀総裁(ワシントンで発言):政策当局者 は7月の決定を最初に実行すべきであり、新たな提案をひっきりなし に導入することは有益ではない。

ノボトニー総裁(ワシントンでブルームバーグとのインタビューで): 経済指標の下方修正の傾向が見られる。ECBは常に、経済動向に注 目してから決定を行う姿勢を取っている。銀行には十分な担保がある ため流動性が逼迫(ひっぱく)する見通しはない。

<9月24日> シュタルク理事(ワシントンでの講演):金融緩和策がわれわれの直面 する巨大な構造問題を解決できると考えるのは誤りだ。危機は短期的 な目標を微調整することを目的とした金融政策が深刻なリスクを伴う ことを示している。

<9月23日> トリシェ総裁(ワシントンでの講演):ECBが銀行への無制限の流動 性供給を維持する用意がある。

ノボトニー総裁(ワシントンで記者団に対し発言):市場の機能改善を 後押しするためECBに限られた額の国債購入を容認する明確な規定 があるが、債券市場プログラム(SMP)が恒久的なメカニズムでな いということは言っておかなければならない。国債購入額は減らすべ きだというのが私の考えだ。

ノボトニー総裁(ワシントンで記者団に対し発言):流動性をめぐり銀 行が差し迫った問題を抱えているわけではないが、銀行が長期的な借 り換えで厳しい状況にあるというミスマッチが見られることは確かだ。 この状況に対応するため、ECBは1年物融資の再導入を議論する可 能性が高い。政策委員会で話し合われることになるだろう。

クーン・ベルギー中銀総裁(ワシントンでのブルームバーグとのイン タビューで):10月初めの指標で事態が予想しているよりも悪いこと が示されれば、われわれはそれに対して取る必要がある決定を検討す るだろう。

<9月21日> ノボトニー総裁(米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビ ューで):ドイツ経済に軟化の兆しがあるものの、ユーロ圏が景気の2 番底を回避するだろう。

<9月20日> ノボトニー総裁(米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビ ューで):(債務危機抑制で)実行できる新たな具体策はあまり思い浮 かばない。ECBの国債購入縮小は早ければ早いほど良い。

トリシェ総裁(スペイン紙エクスパンシオンとのインタビューで):各 国政府には、より正常な市場機能を回復させるため、金融の安定を保 証する責任がある。

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