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バーゼル委:資本上乗せ変更を検討へ、銀行からの批判受け-関係者

バーゼル銀行監督委員会は来週、 大手銀行に課す資本上乗せ(サーチャージ)を変更する必要性につい て検討する。この規制案に対しては、金融システムの回復を阻害する 可能性があると銀行は主張している。協議に詳しい関係者2人が明ら かにした。

バーゼル委は資本上乗せ案の最終版合意を目指すなか、フランス のBNPパリバや米シティグループを含む銀行からの批判を検討する。 話し合いが非公開であることを理由に関係者は匿名で語った。スイス のバーゼルで27、28両日に開かれる今回の会合では、デリバティブ (金融派生商品)決済機関のデフォルト(債務不履行)リスクに備え て銀行が確保しなくてはならない準備金や、新たな資本基準が世界的 な取引に悪影響を与えないようにすることについても協議されるとい う。

政策グループ、リデファイン・ヨーロッパのマネジングディレク ター、ソニー・カプーア氏は、同委員会の監督当局者は「銀行のロビ ー活動を完全に無視した方が賢明だろう。銀行は資本上乗せ計画を骨 抜きにするため現在の世界経済の弱さや銀行システムの脆弱(ぜいじ ゃく)さを武器として使っている」と述べた。

バーゼル委は6月、破綻した場合に金融システム全体に衝撃とな りかねない大規模な銀行に対し、自己資本比率の最大2.5ポイント の上積みを求めることで合意した。

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