ブラジル株(22日):ボベスパ指数、6週間ぶり大幅安-成長懸念で

22日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が6週間ぶりの大幅安となった。先週の米失業保 険申請件数が予想を上回ったほか、中国の製造業活動の縮小が示され たことから、世界の成長の勢いが失われつつあるとの懸念が強まった。

金属・原油の値下がりに伴い、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァー レとブラジル石油公社(ペトロブラス)が下落。住宅建設のブルック フィールドなども安い。ブラジルの8月の失業率が予想を下回ったこ とを受け、利下げ観測が後退した。

ボベスパ指数は前日比4.8%安の53280.28で終了。下落率は8 月8日以来で最大となった。同指数を構成する68銘柄の全てが値下 がりした。通貨レアルは1.4%安の1ドル=1.9022レアル。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、 ロジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)は電話インタビ ューで、「新興市場が世界的な景気減速の影響を受けないと期待して いる投資家が間違っていることが判明した」と指摘。「中国経済は減 速しつつあり、商品相場は値下がりしており、ブラジルは影響を受け ている」と述べた。