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安住財務相:欧州危機で追加支援示唆、円高への懸念表明-G20

安住淳財務相と日本銀行の白川 方明総裁は22日午後(日本時間23日午前)、ワシントンで開かれ た20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に記者 会見した。安住財務相は欧州の財政危機について、日本政府として追 加支援する可能性を示唆した。一方、高止まりしている円相場への 懸念を各国に伝えたことを明らかにした。

財務相は会見で、救済基金である欧州金融安定ファシリティー (EFSF)への資金拠出など、日本政府による追加的支援について 「この先、想定を超えるような資金の必要性が債権処理等で迫られた ときには、ひとつの受け皿としてEFSFはあり得ると思う」と指摘。 欧州側が「危機を処理できるようなスキームをつくることができるの であれば、追加の支援は十分に考えられる」との見解を示した。

今回のG20は、ギリシャ問題を中心とした欧州の金融・財政危 機や、世界経済への影響などを討議。当初予定していなかった声明を 出し、財政危機や市場の混乱など下振れリスクに対処するため、国際 的な協調を進めることを確認した。

声明は日本について「中期的な財政健全化のコミットメントを維 持しつつ、震災復興のための本格的な財政措置を実施しつつある」と 言及。為替相場では「過度の変動や無秩序な動きは、経済および金融 の安定に対して悪影響を与えることを再確認する」と述べた。

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