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モルガンSのローチ氏:「ツイストオペ」は恐らく失敗へ-CNBC

モルガン・スタンレー・アジア の非常勤会長スティーブン・ローチ氏は、米連邦準備制度が長期の 借り入れコスト引き下げを目指して実施する「オペレーション・ツ イスト」は恐らく失敗する、との見通しを示した。

ローチ氏は22日、米経済専門局CNBCとのインタビューで、 「明らかに3年前には悲痛な危機があった」と発言。「量的緩和第1 弾は進行している金融混乱に底を設定する上で重要だった。量的緩和 第2弾は失敗した。オペレーション・ツイストは恐らく失敗する。量 的緩和第3弾も失敗する」と述べた。

景気浮揚に向けたFRBの取り組みの中には、2008年12月か ら今年6月までに第1、2弾として実施したいわゆる量的緩和で2兆 3000億ドル(約175兆円)の証券を購入したことが含まれる。米 連邦公開市場委員会(FOMC)は前日、期間が長めの国債を4000 億ドル購入する一方、短めの国債を同額売却することで保有国債の平 均残存期間を長期化する方針を表明した。

ローチ氏は米経済に言及し、景気後退(リセッション)「再発、あ るいは二番底と、それをどう呼ぼうとも米国は明らかにその瀬戸際に ある」と発言。また、1990年代の日本経済を引き合いに、「米国は日 本のような状況に陥っている」と話した。

さらに、「FRBがその効果について市場を説得しようと努めて いる非伝統的手段は日本で失敗した。米経済にも機能しない」と続け た。

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