コンテンツにスキップする

ユーロ圏:9月総合景気指数、49.2に低下-約2年ぶり経済活動縮小

ユーロ圏のサービス業と製造業 を合わせた9月の経済活動は、約2年ぶりに縮小した。債務危機の悪 化でリセッション(景気後退)逆戻りへの懸念が強まった。

マークイット・エコノミクスが22日発表した9月のユーロ圏総 合景気指数(速報値)は49.2と、前月の50.7を下回り、2009 年7月以降初めて、拡大と縮小の分かれ目となる50を割り込んだ。 ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト17人を対象にまとめた調 査では、中央値で49.8が見込まれていた。

欧州景気は減速しつつある。各国政府はギリシャのデフォルト (債務不履行)回避と危機拡大阻止に取り組んでいるものの、投資家 からの信頼感回復に苦戦。スペインとイタリアの国債利回りは既にユ ーロ導入以後の最高を記録したほか、ユーロ圏の景況感は8月に大幅 に悪化し、ダイムラーなどの企業は成長著しい新興市場に依存してい る。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏 は発表資料で、「ユーロ圏経済は恐らく7-9月(第3四半期)に成 長が止まり、9月に約2年ぶりに縮小した」と述べ、「ドイツとフラ ンスはいずれも9月に成長がほぼ止まった一方、他のユーロ圏諸国は ここ2年で最もきつい生産縮小に苦しんでいる」と続けた。

ユーロの対ドル相場は統計発表後に下落。ロンドン時間午前9時 21分(日本時間午後5時21分)現在は前日比0.3%安の1ユーロ =1.3535ドルで取引されている。

総合景気指数を構成するサービス業景気指数は49.1(8月は

51.5)。製造業景気指数は48.4と8月の49.0から低下した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE