米FRB、債券購入プログラムを拡大へ-三菱UFJ投信などが予想

米連邦準備制度理事会(FR B)は数カ月内に債券購入プログラムを拡大すると、三菱UFJ投 信やオランダのINGグループ、仏ソシエテ・ジェネラルが予想し ている。

FRBは20、21両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC) 終了後、来年6月にかけて残存期間が6-30年の国債を4000億 ドル(約31兆円)購入し、期間が3年以内の国債を同額売却する と発表。INGのティム・コンドン氏を含むアナリストらは、リセ ッション(景気後退)リスクが高まっており、この措置だけでは十 分でないと指摘する。

INGでアジア調査責任者(シンガポール在勤)を務めるコン ドン氏は22日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応 じ、「FRBは11月の次回FOMCでの新しいより積極的な量的 緩和策に向け市場に対し根回ししているのかもしれない」と分析、 「今からそのときまで景気とリスクの高い金融資産にとって厳し い時期となるだろう」と述べた。

三菱UFJ投信の下村英生チーフファンドマネジャーは、FR Bが次のFOMCで米国債に加え住宅ローン担保証券も買い入れ ることを決めると予想。次回の購入プログラムはFRBのバランス シートを拡大させるものになるだろうと述べた。21日に発表され た措置はFRBの保有高を変更させない。

ソシエテ・ジェネラルの資産分配戦略責任者、アラン・ボコブ ザ氏は22日の北京での記者会見で、FRBが量的緩和第3弾(Q E3)をインフレが落ち着く来年早期に導入する可能性があると語 った。FRBが今回、本格的なQE3を打ち出さなかったことに投 資家は失望しており、世界の株式相場は「今後数日」弱いままだろ うとも述べた。