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米モルガンS、ダークプールの注文受け付け方法変更へ-規模を優先

米モルガン・スタンレーは、同社 の私設取引システム(ダークプール)で売買注文を受け付ける方法を 変更する計画だ。業界全体で取引1回当たりの売買株式数が減少して いることを踏まえ、機関投資家により大量の取引を促す考えだ。

呼び値を公表せずに売買注文を付け合わせるダークプールを欧米 や香港、日本、豪州で運営するモルガン・スタンレーは、最初に届い た注文ではなく、特定の価格でより大量の注文を優先させる。モルガ ン・スタンレー・エレクトリック・トレーディングの共同責任者、ビ ル・ニューバーガー氏が電話インタビューで明らかにした。同社の「M S・プール」は、米国でこうしたモデルを採用する最初のダークプー ルの一つとなる。

ニューバーガー氏は「規模に報い、スピードを重視しない形にし たい」と述べた。ローゼンブラット・セキュリティーズの調査による と、MS・プールは7月の平均取引規模が業界で下から2番目だった。 同氏によると、8月の平均は209株。

今回の変更は、高頻度取引を行う利用者の影響力が比較的小さい 場所として自社のダークプールを印象付ける取り組みの一環。より大 規模な取引を優先することで自己売買を手掛ける企業の影響が低下す る可能性がある。

ローゼンブラットの市場構造分析担当マネジングディレクター、 ジャスティン・シャック氏によると、大半のダークプールでは取引平 均が200-300株で、08年と09年の300-400株から減少している。

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