NZ:4-6月期GDP、前期比0.1%増加に鈍化(2)

ニュージーランド(NZ)の4 -6月(第2四半期)国内総生産(GDP)は前期比で伸びが鈍化 し、ほぼ横ばいとなった。これによりNZ準備銀行(中央銀行)の ボラード総裁が来年まで政策金利を過去最低水準に維持する可能性 が強まった。

同国統計局が22日発表した4-6月期のGDPは前期比0.1% 増加。ブルームバーグが集計したアナリスト15人の予想中央値では

0.5%増と見込まれていた。1-3月(第1四半期)の改定値は

0.9%増。

成長鈍化に加え、NZの輸出に対する世界の需要が鈍化するリ スクを考慮して、ボラード総裁は政策金利であるオフィシャル・キ ャッシュ・レートを来年まで2.5%に据え置く可能性がある。欧州債 務危機と米国信用格下げの引き下げを受け、投資家の間では年内の 利上げ実施の見込みが後退し、NZドルはこの2カ月間下げている。

ニュージーランド銀行のエコノミスト、ダグ・スティール氏は GDP指標の発表前に、「国内経済の伸び鈍化を示唆する材料が出 れば、こうした市場の動きは加速するばかりだ」と指摘。「景気が 加速している間でも、必ず落ち込みはあるだろう」と付け加えた。

GDP発表後、NZドルは下落。ウェリントン時間午前10時 50分(日本時間同7時50分)現在、1NZドル=0.8009米ドルと、 発表直前の0.8054米ドルから下げている。

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