ECB:オペ担保受け入れ資産の幅を拡大-リーマン後と同様に対応

欧州中央銀行(ECB)は21日、 オペの担保として受け入れる資産の幅を拡大させる措置を発表した。 2008年の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破綻後にも同様 の対応を取っていた。

ECBは声明で「与信機関が発行する証券でカバード債以外は規 制対象の市場で取引されているもののみを担保適格とする規則を撤廃 する」と発表した。新規則は12年1月1日から適用される。同時に、 リスク管理を改善させるため銀行が自行の無担保社債を担保とできる 条件を引き締め、担保全体に占める割合の上限を5%と、従来の10% から引き下げた。

ECBはリーマン破綻直後の08年10月にリファイナンスオペの 担保適格資産の幅を拡大した。銀行に十分な流動性を確保させるため の措置だが、10年12月31日に再び縮小。今回は欧州のソブリン債危 機で短期金融市場の緊張が高まったことから市中銀行への流動性供給 を強化した。

ABNアムロのマクロ調査責任者、ニック・コーニス氏は「ECB はリーマン後に利用した武器を取り出してきた」と述べた。ただ、担 保が銀行債ばかりにならないように歯止めはかけたとして、「リスクを コントロールしながら信用逼迫(ひっぱく)を防いでいる」と評価し た。

-Editors: Matthew Brockett , Craig Stirling

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net    Editor:Fumihiko Kasahara 記事についての記者への問い合わせ先: Jeff Black in Frankfurt +49-69-92041-205 or jblack25@bloomberg.net Esteban Duarte in Madrid at +34-91-700-9606 or eduarterubia@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Craig Stirling at +44-20-76732841 or cstirling1@bloomberg.ne

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE