保有債償還期間長期化に関するニューヨーク連銀声明(要約)

保有国債の償還期間長期化プロ グラムと、エージェンシー債(政府機関債)の償還元本再投資に関 するニューヨーク連銀の声明テキストの要約は以下の通り。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は2011年9月21日、ニ ューヨーク連銀に対し、12年6月末までに残余期間が6-30年の 米国債を額面4000億ドル(約30兆6000億円)購入し、同期間に 同3年以内の国債を同額売却するよう指示した。

FOMCはまた、ニューヨーク連銀に対し、保有するエージェン シー債およびエージェンシー住宅ローン担保証券(MBS)の償還元 本をエージェンシーMBSに再投資するよう指示した。

◎償還期間長期化プログラム

4000億ドル規模の償還期間長期化プログラムによる米国債購入 の配分は以下の通り。ただし、市場情勢によっては比率が変更される 可能性がある。

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    米国債の年限別比率    |インフレ連動債(TIPS)
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6-8年 | 8-10年 | 10-20年 |20-30年 |TIPS 6-30年
 32% |  32%  |   4%    |   29%  |      3%
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償還期間長期化プログラムによる売却は、残余期間が3カ月か ら3年の米国債が対象となる。 連邦準備制度の公開市場操作用口 座、システム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)が 保有する同年限の国債の約4分の3が売却される。

オペの予定は前月の最後の平日前後に発表される。10月のオペ のスケジュールは9月30日に公表される。

国債の購入と売却はプライマリーディーラーを通じて競争入札に より行う。

◎エージェンシー債再投資

10月3日から、保有するエージェンシー債およびエージェンシ ー住宅ローン担保証券(MBS)の償還元本を、流通市場での購入を 通じてエージェンシーMBSに再投資する。

再投資の購入はプライマリーディーラーを通じて競争入札により 行う。