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欧州株:反落、ギリシャ問題解決せず-FOMCに注目、プジョー安い

21日の欧州株式相場は反落。 ギリシャのベニゼロス財務相は20日、欧州連合(EU)と国際通貨 基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)のいわゆるトロイカと2回 目の電話会議を持ったものの債務危機解決には至っていない。

フランスのプジョーシトロエングループ(PSA)やドイツのフ ォルクスワーゲン(VW)を中心に自動車銘柄が安い。金属の値下が りで、世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系BHPビリトンや 同2位で同じく英豪系のリオ・ティントも下げた。独ルフトハンザ航 空は5%安。ドイツ銀行による投資判断引き下げが嫌気された。独医 薬品メーカーのスタダ・アルツナイミッテルは3年ぶり大幅安。

ストックス欧州600指数は前日比1.7%安の225.33。前日ま での6営業日で下げたのは19日だけだった。同日の取引終了後に行 われたギリシャとトロイカの1回目の電話会議について、同国財務省 は「生産的」だったとの声明を発表。また、米連邦公開市場委員会 (FOMC)が21日に一段の刺激策を発表するとの観測も浮上して いた。世界経済の回復がリスクにさらされているとの懸念は根強く、 指数は今年2月17日に付けた年初来高値を23%下回っている。

ドイツ・ポストバンクの株式ストラテジスト、ハインツゲルト・ ゾンネンシャイン氏は「市場はまだ神経質だ」と指摘し、「FOMC やギリシャがどういう結果になるのか懸念している。ギリシャの問題 解決には時間がかかるだろう。長く苦しい道のりが続く」と語った。

EUは20日、ギリシャのベニゼロス財務相とトロイカとの2回 目の電話会議で「良い進展」があったとの声明を発表。トロイカの代 表団が来週、アテネを再び訪れることを明らかにした。

FOMCはこの日、1兆6500億ドル(約126兆円)のポート フォリオのうち、保有する短期債を長期債に入れ替える「オペレーシ ョン・ツイスト(ツイストオペ)」を決めると、ブルームバーグ調査 でエコノミスト42人の71%が予想している。

この日の西欧市場では、18カ国中13カ国で主要株価指数が下 落。プジョーは5.7%下げ17.04ユーロ。VWの優先株は2.6% 安の111ユーロ。ストックス欧州600指数を構成する業種別指数で 自動車株は下げ率2位の3.3%下落。BHPビリトンは3.9%安の

1888.5ペンスで終了。リオ・ティントは4.2%下げ3389ペンス。 ルフトハンザは9.80ユーロと、2009年8月以来の安値で終了。ス タダ・アルツナイミッテルは19%下げ18.79ユーロ。

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