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米中古住宅販売:8月は7.7%増、差し押さえ物件増で価格下落

8月の米中古住宅販売は、民間 エコノミストの予想中央値を上回る増加だった。住宅ローンの焦げ付 いた物件を投資家が購入するケースがやや増えた。

全米不動産業者協会(NAR)が発表した8月の中古住宅販売 件数(季節調整済み、年換算、以下同じ)は、前月比7.7%増の 503万戸と、5カ月ぶり高水準となった。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は475万戸だった。前 年比では19%増だった。

差し押さえ物件の増加で住宅価格が押し下げられ、住宅ローン 金利も過去最低水準にあるが、レナーなどの住宅建設業者は消費者 信頼感が弱く、借り入れも厳しいことから、住宅需要は抑制されて いると指摘する。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ブライアン・ジョーン ズ氏は、「住宅市場は長期間にわたって低迷している。前向きな材 料はすべて考慮した方がいいだろう」と述べ、「金利は低く、価格 も割安感があるので、住宅購入者はこれに反応している」と続けた。

中古住宅価格(中央値)は前年比で5.1%下落して16万 8300ドル。前年同月は17万7300ドルだった。

中古住宅在庫は前月比3%減の358万戸。販売に対する在庫 比率は8.5カ月と前月の9.5カ月から低下した。

ショートセ-ル

8月は、差し押さえ物件やショートセール物件の全体販売に占 める比率が31%と、前月の29%から上昇した。ショートセールと は、住宅ローンの返済が困難になった借り手に対して、金融機関が ローン残高よりも低い金額で住宅を売りに出すことに合意した取引 を指す。

地域別では4地域すべてで増加した。特に西部では18%と急 増。南部と中西部は5.4%増と3.8%増。北東部は2.7%の増加だ った。

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