ECBは10月6日利下げ、短期市場の緊張緩和へ-バークレイズ予想

欧州中央銀行(ECB)は短期金 融市場の緊張を和らげるために10月に利下げをすると、バークレイ ズ・キャピタルが予想した。

バークレイズの欧州担当チーフエコノミスト、ジュリアン・キャ ロー氏(ロンドン在勤)は20日遅くに電子メールで配布したリポート で、ギリシャの「ハードな債務再編」のリスクが高まっている中で、 ECBは来月6日の政策委員会で0.25ポイントの利下げを決めるだ ろうと予想した。予想通りならば政策金利は1.25%となる。

リポートは「ユーロ圏内の緊張は高まった。特に一部の銀行シス テムで悪化し、刺激策の必要性が増大したことを示唆している」と解 説した。

ECBは今年に入り2回の利上げで政策金利を1.5%としたが、 債務危機がイタリアやスペインにまで波及する中で成長見通しは悪化 している。国際通貨基金(IMF)は20日の報告書でユーロ圏の成長 率予想を引き下げるとともに、下振れリスクが続く場合はECBが利 下げをすべきだと指摘した。

キャロー氏はECBが翌日物市場金利の「大幅な低下余地」を生 じさせるため、中銀預金金利については現行の0.75%から0.25%に引 き下げるとみている。

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