ベネズエラ:CDS取引が示すデフォルトの確率55%は過大-BOA

ベネズエラがデフォルト(債 務不履行)に陥る可能性をトレーダーらは過大に見込んでいると、 米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)が指摘した。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場は、南米最 大の産油国であるベネズエラが5年以内に債務不履行に陥る確率と して約55%を織り込んでいる。一方、BOAのアナリストらは、1 バレル=80ドルを上回る原油価格は、チャベス大統領の政策による 問題を乗り越えるのに十分だとみている。

BOAのジェーン・ブラウアー、フランシスコ・ロドリゲス両 氏はリポートで、ベネズエラは「原油から同国史上最大と見込まれ る思わぬ収入を得ている」と指摘。今年予想される国民1人当たり 3464ドル(約26万4000円)の石油収入は、1970年代の石油ブー ムの際の収入を上回り、債務返済を支えるには十分だと分析した。

CMAによれば、ベネズエラの国債を保証するコストである5 年物CDSスプレッドは過去2カ月間に200ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)余り上昇し、1203bpとなった

ベネズエラ企画・財務省の当局者はコメントを控えた。