11年度の伸銅品需要見通しは0.8%減、震災で自動車向け低迷

2011年度の伸銅品需要は、前年度と 比べ0.8%減少すると見込まれている。東日本大震災による影響で自動 車部品関連の需要が落ち込むことが響く。2年ぶりの減少となる。

日本伸銅協会(東京都台東区)が21日発表した11年度の伸銅品需要 見通しは85万7300トン。震災による需要の落ち込みを7000トン程度とみ ている。

国内の伸銅品需要は06年度に104万4000トンあったが、08年秋のリ ーマンショックを契機とした世界的不況の影響で09年度には75万4000ト ンまで落ち込んだ。同協会の中長期需要予測では、15年度は88万1900ト ン程度の回復にとどまる見通しだ。

同時に発表した8月の伸銅品生産量(速報値)は前年同月比5.3%減 の6万2260トンと3カ月連続で前年割れとなった。ただ、9月以降は自 動車生産の本格的な立ち上がりが見込まれることから、伸銅品生産も回 復に向かうとしている。

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