NY金先物:反落、FOMCの追加緩和措置で需要後退との観測

ニューヨーク金先物相場は反落。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が一段の緩和措置を実施し、価値 保護手段としての金の需要後退につながるとの観測が強まった。

国際通貨基金(IMF)は前日、世界経済の成長見通しを下方修 正するとともに、欧州が債務危機を封じ込められない場合は「深刻な」 悪影響が生じると指摘した。ブルームバーグがまとめた調査によれば、 FOMCは会合後の声明で、米連邦準備制度理事会(FRB)のポー トフォリオのうち償還期限が短めの国債を長めの国債に入れ替えると 発表する見通しだ。金先物は6日にオンス当たり1923.70ドルと過 去最高値を更新した。

スタンダード・バンクのアナリスト、マーク・グラウンド氏はリ ポートで予想されるFOMCの措置に言及し、「短期的には、リスク の高い市場に一定の安心感が生じるかもしれないが、恐らく金にとっ てはマイナスとなる」と指摘。「市場の焦点はユーロ圏の重大な問題 に再び戻ることになるため、こうした安心感は短命に終わるだろう」 と記述した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比1ドル(0.1%)安の1オンス=1808.10ドルで終 了した。一時は1.3%値下がりする場面もあった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE