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【個別銘柄】デンソー、ダイハツ、グリー、SUMCO、DCMHD

21日の日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

デンソー(6902):前日比3.2%高の2514円。足元の株価調整で 円高の影響などによる業績下振れリスクは織り込まれたとし、みずほ 証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」へ 引き上げた。今後は省燃費関連製品の拡販や新興国への低コスト製品 の展開に注目する、としている。輸送用機器指数の押し上げ寄与度ト ップ、TOPIXの上昇寄与度で4位、日経平均の同3位。

ダイハツ工業(7262):4.9%高の1380円。クレディ・スイス証券 では、営業日数が前年に比べ1週間少ない8月のインドネシア市場で、 同社は前年並みの販売を確保したもようと指摘。同市場の成長性にア クセスできる企業として評価されるとし、投資判断「アウトパフォー ム」を強調した。また、前日販売したリッター当たり30キロメートル の低燃費、低価格の新しい軽自動車「e:S(イース)」の需要期待も 支援材料となった。

グリー(3632)、ディー・エヌ・エー(2432):グリーが6.5%安 の2186円で東証1部の売買代金首位、DeNAが3.6%安の3455円 とソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)大手がそろって売 られた。ゴールドマン・サックス証券では両社について、今後の株価 の上昇余地拡大のポイントは米国を中心とする海外展開の可能性だと した上で、東京ゲームショウではその難易度の高さを再認識したと指 摘。過度の期待感が後退する格好で、売り圧力が高まった。グリーは 東証1部値下がり率の3位。

パルプ・紙株:日本製紙グループ本社(3893)が2.8%高の1966 円、レンゴー(3941)が1.2%高の582円となり、パルプ・紙指数は 東証1部33業種の上昇率4位だった。日本製紙連合会が20日発表し た8月紙・板紙の国内出荷は、前年比2.3%増と6カ月ぶりに拡大に 転じた。メリルリンチ日本証券では、国内出荷が全体的にプラスに転 じたことはポジティブな印象と指摘した。

SUMCO(3436):6.1%安の765円。ゴールドマン証では、シ リコンウエハの事業環境の低迷を織り込み、来期当期利益予想を17% 下方修正。投資判断の「売り」を継続し、目標株価を800円から720 円に引き下げた。

DCMホールディングス(3050):6.9%高の620円と、東証1部 値上がり率3位。2012年2月期の連結営業利益予想を従来の160億円 から200億円(前期比51%増)へ増額修正した。東北地方での震災の 復旧・復興需要が堅調に推移し、夏場・冬場の節電対策商品の販売増 加も売上高を押し上げる見込みで、業績堅調が評価された。

東芝(6502):1.6%高の326円。9月末を基準日とする配当につ いて、1株当たり4円(従来未定)とすることを決めた。前年同実績 は2円。一方、ロシアの大手タービン・発電機メーカーのパワーマシ ーン社と、電力用変圧器の製造販売の合弁会社設立に関する契約を締 結。ロシアのサンクトペテルブルク市に製造工場を新設し、工場の操 業開始は13年後半を予定している。

東京製綱(5981):3.9%安の173円。コスモ証券では単価下落と 不採算案件の発生により、12年3月期営業利益は会社計画(46億円) を下回る38億円になる公算が大きい、と分析。投資判断を「アウトパ フォーム」から「中立プラス」へ引き下げた。

DIC(4631):5.2%安の147円。印刷インキやニューグラフィ ックアーツの環境悪化に伴い、ゴールドマン証では今期以降の当期利 益予想を減額。投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。

ルネサスエレクトロニクス(6723):5.4%高の512円。SMBC 日興証券では、会社側が計画している12年3月期下半期の営業黒字は 実現性があると評価し、損失拡大による自己資本の毀損(きそん)は 株価に織り込み済みとして投資評価を「3(アンダーパフォーム)」か ら「2(ニュートラル)」へ引き上げた。

アドバンテスト(6857):2.6%安の841円。買収先の赤字連結を 予想し、JPモルガン証券では業績予想と投資判断を引き下げた。新 たな投資判断は「中立」。

あさひ(3333):2%安の1781円。3-8月期の単独営業利益は 前年同期比46%増の35億4300万円となった。震災後に通勤などで自 転車利用が増加したことに加え、関東を中心とした新規出店も貢献し た。ただ、大和証券キャピタル・マーケッツでは、内容としては事前 に公表されている月次売上動向や業績予想の修正に沿ったもので、サ プライズはないとの見方を示している。

NKSJホールディングス(8630):1.2%高の422円。14年度を 最終年度とする事業計画を抜本的に見直し、本社や営業機能の統合に 加え、傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の将来的な合併も 視野に入れると21日付の日本経済新聞朝刊が報じた。

クレスコ(4674):7.1%高の557円。第1四半期後半からIT投 資の改善傾向が続くほか、受託開発案件やERP(パッケージソリュ ーション)関連の引き合いが増えているとし、4-9月期の連結営業 利益予想を従来から44%増額、前期比2.3倍の4億6000万円に上方 修正すると20日に発表。年間配当を1株当たり16円から20円に増配 する方針を示したことも好感された。

東京ドーム(9681):4.4%高の166円。三菱UFJモルガン・ス タンレー証券では20日、コンサートを中心とする東京ドームの稼働日 数増、飲食物販の伸びを見込み12年1月期以降、3期間の業績予想を 増額修正したことに伴い、目標株価を160円から180円に引き上げた。

タカラバイオ(4974):4.2%高の425円。遺伝子医療事業の好調 などから売り上げが伸びる上、原価率低下や研究開発費の減少も寄与 し、4-9月期の連結営業利益は前年同期比29%増の2億5000万円 と従来予想(200万円)を上回る見込み。みずほ証では、4-9月決 算発表時に通期の営業利益予想が上方修正されるだろうとし、投資判 断の「アウトパフォーム」を確認。

ナノキャリア(4571):3.5%高の2万2250円。タンパク医薬のデ リバリーに適用可能なキャリア(担体)に関する特許が国内で特許査 定を受け、同社の特許が成立する運びとなった。これに伴い、ポリマ ーミセル型タンパク医薬キャリアに関する次世代型プラットホーム技 術に適用可能な物質特許を国内で確保できる、としている。

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