コンテンツにスキップする

IMF:ECBは利下げを、債務危機が長引くなら-世界経済見通し

国際通貨基金(IMF)は、 ソブリン債危機がユーロ圏の成長の重しとなり続けるならば、欧州中 央銀行(ECB)は政策金利を引き下げるべきだとの見解を示した。

IMFは20日公表した世界経済見通しで、「インフレ圧力の低 下と金融およびソブリン債市場の緊張を考慮すれば、成長とインフレ への下振れリスクが続く場合、ECBは政策金利を引き下げるべきだ」 と論じた。IMFはユーロ圏の2011年の成長率予想を1.6%と従来 の2%から引き下げ、2012年については1.1%(従来1.7%)に下 方修正した。

ECBは今年に入り2回の利上げを実施。政策金利を1.5%と した。債務危機の悪化を受けて8月には国債購入を再開した。これに 反対のシュタルク理事は9月に辞任。ドイツ連邦銀行のバイトマン総 裁も19日に、購入に批判的な考えをあらためて表明した。

IMFは、ECBは「秩序ある状態を維持するために」、欧州債 市場で「強力な介入を続ける必要がある」と指摘した。

「非伝統的な政策は、ソブリン債危機の解決などにより金融市場 の緊張が持続的に緩和するまで続けるべきだ」と論じた。

さらに、欧州の首脳らは7月の首脳会議での合意を「速やかに批 准し、国家の政策とユーロに対する信頼を維持するために必要なあら ゆる措置を取らなければならない」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE