欧州債:イタリア債続落、S&P格下げで-独2年債利回り0.5%未満

20日の欧州債市場ではイタリ ア国債が続落。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) がイタリアの格付けを引き下げたことが材料視された。ギリシャはデ フォルト(債務不履行)回避を目指して国際通貨基金(IMF)と欧 州連合(EU)の当局者とのさらなる協議を控えている。

域内で最も安全とされるドイツ2年国債の利回りは2日連続で

0.50%を下回った。欧州中央銀行(ECB)がイタリア国債を購入 しているとの見方があったものの、同国債は下げた。S&Pは19日、 イタリアの格付けを「A」とし、従来の「Aプラス」から引き下げた。 経済成長の弱まりと「脆弱(ぜいじゃく)な」政権基盤によって、イ タリアが債務負担を軽減できないとの懸念を示した。ポルトガル10 年債利回りは2週間ぶりの大幅上昇。

DZ銀行(フランクフルト)のアナリスト、クリスチャン・ライ シター氏は国債相場の押し下げ要因として、「イタリアの格下げ、ギ リシャからの最新のニュース、あるいはニュースがないこと」を挙げ、 「ギリシャ動向が最大の関心の的だ」と続けた。

ロンドン時間午後4時35分現在、イタリア10年債利回りは前 日比11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の5.70%。 同国債(表面利率4.75%、2021年9月償還)価格は0.80下げ

93.42。2年債利回りも11bp上げ4.30%。ポルトガル10年債利 回りは41bp上げて11.66%。これは51bp上昇した5日以降の 最大。

独10年債利回りは1.73%まで下げた後、前日からほぼ変わら ずの1.79%となった。13日には1.68%まで低下し、過去最低を記 録した。独2年債利回りはこの日、0.46%。

-- With assistance from Maria Petrakis and Natalie Weeks in Athens, Keith Jenkins and Gabi Thesing in London and Jeffrey Donovan in Rome. Editors: Matthew Brown, Daniel Tilles

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori +44-20-7673-2178 hfujimori@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: Lukanyo Mnyanda in Edinburgh at +44-131-301-5094 or lmnyanda@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Daniel Tilles at +44-20-7673-2649 or dtilles@bloomberg.net

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