金相場:年内に2000ドル上回る見通し、「信頼の危機」で-BN調査

金相場が、投資需要の急増により 年末までに1オンス当たり2000ドルを上回る可能性が高いとの見方が ブルームバーグが実施した調査で示された。

モントリオールで開かれたロンドン金市場協会の年次会議でブルー ムバーグが実施した調査によると、回答者16人の平均値で、金相場は 年末までに最高で2038ドルに上昇するとの見通しが示された。来年の 最高値は2268ドルと予想されている。

ニューヨークの金先物相場は今年に入って25%高騰し、6日に過 去最高値の1923.70ドルに達した。欧州の債務問題の悪化と米国の経 済成長の低迷見通しを背景に需要が拡大し、金相場は上昇した。

エーデルワイス・ファイナンシャル・サービシズのプジャン・パン ジワニ社長は会議でのインタビューで「大きな要因は信頼の危機であり 金は安全資産だ」と指摘。「金相場が下落する可能性はほとんどないと 思う」と述べた。

投資家が株式や一部通貨から分散投資を目指したため、金現物相場 は年間ベースで11年続伸し、少なくとも1920年以降で最長の上昇相 場となっている。金に裏付けされた上場投資信託(ETF)の金保有量 は過去2年間で31%増加し、8月8日に過去最高の2260.5トンに達 した。

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