スペイン:20日に教職員スト-来年の抗議行動激化の前兆との指摘も

スペインの労働組合は、マリアノ・ ラホイ党首率いる野党・国民党が公約に掲げる財政緊縮策に反対する 抗議行動を準備している。20日には教職員のストライキが行われる予 定だ。

教職員は、国民党が与党となっているマドリードで授業時間延長 に抗議している。11月20日の総選挙を控え、世論調査では国政で野 党の国民党がサパテロ首相率いる与党・社会労働党をリードしている。

政治コンサルティング会社ユーラシア・グループのアントニオ・ バローゾ氏は教職員ストについて、ラホイ氏が公約の財政緊縮策と労 働市場改革を推し進めた場合に直面せざるを得ない社会不安の高まり の前触れとなる可能性があると指摘した。

同氏はロンドンから電話インタビューに応じ、教職員ストは「来 年の1-3月期と4-6月期に起こり得る出来事の雰囲気を作り出し ている」と述べた上で、「労組は右派政権に対してより強く抗議する傾 向があるため、ラホイ政権が誕生すれば、反対行動にサパテロ政権時 よりも多くの組合員を動員するだろう」と述べた。