金相場、年内に2400ドルに上昇も-ゴールドコアのオバーン氏

金相場が今年の高値からさらに上 昇し過去最高値を更新すると、ゴールドコアのエグゼクティブディレ クター、マーク・オバーン氏はみている。金融の混乱で投資家の需要 が高まるためだという。

金相場は年内に1オンス=2400ドルまで上昇し、来年には3000 ドルを付けると予想。年初来では25%上昇しており、6日にはニュー ヨーク市場で過去最高値となる1923.70ドルを記録した。

オバーン氏はカナダのモントリオールでの業界会議で19日にイ ンタビューに応じ、「非常に広範囲にわたるグローバルな需要がある。 金融や地政学的、マクロ経済、システミック面のリスクが需要をけん 引しており、こうしたリスクが多少軽減されるまで見通しはかなり健 全だ」と述べた。

欧州の債務危機のほか、米国がリセッション(景気後退)に再び 陥るとの懸念で資金逃避先としての金の需要が高まる中、金相場は11 年連続で上昇する見通しだ。欧米の景気不振とアジアの中産階級拡大 が金の購入につながるとして、相場上昇が購入の動きを抑えることは ないとオバーン氏はみている。

同氏は「不安という要素はある」が、それが需要の根本的な要因 ではないと思うと指摘。「やみくもな不安ではなくむしろ慎重に分散投 資を進める警戒の動きだ」とし、他の多くの資産より「金のファンダ メンタルズ(需給)は魅力的だ」と語った。

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