メキシコのセメックス株、09年3月以来の安値-投資判断引き下げで

米州最大のセメントメーカー、メ キシコのセメックスの株価が2009年3月以来の安値に下落した。同社 主要市場での経済成長の鈍化を理由に、HSBCホールディングスと サンタンデール銀行がセメックス株の投資判断を引き下げたことが手 掛かり。

メキシコ株式市場でセメックスの株価は前営業日比7.85%安の

6.1ペソと、8月8日以来の大幅下落となった。

HSBCは電子メールで配布した調査リポートで、先進国の建設 市場は向こう2年間に縮小し、セメックスの減益要因となると指摘。 同社の利益は来年底入れするものの、14年までは10年の水準を下回 るとの見方を示した。HSBCのアナリスト、フランシスコ・スアレ ス氏はセメックス株の投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウ エート」に引き下げた。サンタンデール銀のアナリスト、ゴンサロ・ フェルナンデス氏も19日付の調査リポートで同社の投資判断を「買い」 から「ホールド」に引き下げた。