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ダイハツ:軽「イース」を国内発売、ガソリン車で最高水準の低燃費

トヨタ自動車の子会社、ダイハツ 工業は20日、低燃費の軽自動車「e:S(イース)」を国内市場で発売し た。ハイブリッド技術を使わず、ガソリン車では最高水準の低燃費を 実現した。価格は79万5000円からで、販売目標は月7000台。

イースの1リッター当たり燃費は、10・15モードで32キロメー トル、JC08モードで30キロメートルなど。ダイハツはイースをダイ ハツ九州の大分第2工場で生産する。

国土交通省の統計資料によると、環境対応車の燃費は、トヨタの ハイブリッド車「プリウス」が1リッター当たり35.5-38キロ、ホン ダの「シビックハイブリッド」が26-31キロ、同ハイブリッド車「イ ンサイト」が28-30キロなどとなっている。また、ガソリンエンジン 改善で燃費向上を目指すマツダが6月30日に発売した新型エンジン 搭載の小型車「デミオ」は10・15モードで同30キロメートル。

ダイハツの伊奈功一社長は都内で会見し、九州の現地調達率が62 -65%程度になっていることを明らかにし、いいものがあれば海外か らも含めて調達したいと語った。円高の下でコスト削減を進める中、 イースでは新しい調達先が14社あり、中国や韓国の数社とも取引を始 めた。また、イースのシンプル・スリム化や調達改革などのノウハウ を他の車種にも展開していくほか、インドネシアやマレーシアでの車 両生産にも活用していきたいと述べた。

伊奈社長はまた、トヨタへのOEM(相手先ブランドによる生産) 供給について、3モデルで計6万台を計画しているが、第3のモデル はまだ決まっていないと語った。一方、トヨタからのOEM供給につ いては「今年中に車種を決める予定」で交渉中とし、「ハイブリッド車 種をもらう予定だが、小型かどうかも含めて車種はまだ決まっていな い」と述べるにとどめた。

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