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米ニューズ、被害者少女の遺族との和解で3.6億円支払いへ-関係者

米メディア企業ニューズ・コープ の英部門は、傘下の英大衆日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(廃 刊)が殺人事件の被害者少女、ミリー・ダウラーさんの携帯電話の音 声メッセージを盗聴した問題をめぐり、和解のため300万ポンド(約 3億6000万円)を支払う。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

協議は非公開だとして匿名を条件に同関係者が語ったところによ れば、和解金にはダウラーさんの遺族に支払う200万ポンドに加え、 慈善事業への寄付100万ポンドが含まれる。ニューズのルパート・マ ードック会長も和解交渉に個人的に関わったという。

テーラー・ウェッシング法律事務所のメディア法責任者、ニリ・ シャン氏(ロンドン在勤)は、「これは裁判所の裁定で支払われる額よ りもかなり大きく、ニューズは思いやりがあるように見られようとし ている」と述べた。

ダウラーさんの遺族の弁護士、マーク・ルイス氏は、ブルームバ ーグ・ニュースの取材に対しコメントを控えた。ニューズは電子メー ルで、ダウラー家との「協議は進展した段階」にあるとコメントした。

ダウラー家はニューズを提訴していないが、報じられた和解金額 は盗聴問題で同社を訴えた一部の被害者と合意した額よりも大きい。 これまでに英女優のシエナ・ミラーさんが10万ポンド、スポーツコメ ンテーターのアンディ・グレイ氏は2万ポンドで和解している。

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