スイス・フラン、対ユーロで急落-スイス中銀が許容水準変更との観測

20日のロンドン外国為替市場 でスイス・フランはユーロに対し2週間ぶり大幅安となった。スイス 国立銀行(SNB、中央銀行)が国内の輸出企業防衛でフラン・ユー ロ相場の許容水準を変更する可能性があるとの観測から、フラン売り が優勢となった。

フランは主要16通貨中15通貨に対して軟調。対ドルでは3営 業日続落となっている。対ユーロでの下げは、日中取引としては同中 銀が約30年ぶりにフランの上限を設定した6日以降最大。マイアー 中銀報道官は、フラン相場の上限変更をめぐる憶測についてコメント を控えた。

INGグループの通貨取引ディレクター、ジョン・マッカーシー 氏(ニューヨーク在勤)は、「スイス中銀がユーロの下限を1ユーロ =1.25フランに引き上げるという憶測が浮上している。それでユー ロが対フランで上昇した」と述べた。

フランの対ユーロ相場は一時、前日比1.1%安の1ユーロ=

1.2214フランまで下げた。ロンドン時間午後2時52分(日本時間 同10時52分)現在は1.2164フランで推移。ドルに対しては

0.9%下げて1ドル=0.8904フランで取引されている。

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