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米社債保証コスト上昇、ギリシャのデフォルト懸念で-CDS取引

19日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが1週間ぶり の大幅上昇となった。ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥ると の懸念が再燃した。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時59分(日本時間20日午前5時59分)現在、2.2 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の127.5bp。スプレ ッド上昇は投資家心理の悪化を示す。

欧州では、銀行の貸し渋りの度合いを示す3カ月欧州銀行間取引 金利(EURIBOR)とOIS(オーバーナイト・インデックス・ スワップ=翌日物無担保コールレートと固定金利を交換する金利)の 格差(EURIBOR・OISスプレッド)が1週間ぶりに拡大。国 際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)はギリシャのパパンドレウ 首相が救済融資の次回分を受ける条件を満たしたかどうかを査定して いる。欧州の成長鈍化は既に勢いが衰えつつある米経済への脅威とな っている。

ダブルライン・キャピタルのマネーマネジャー兼グローバル・デ ベロップトクレジット責任者、ボニー・バハ氏は電話インタビューで、 「ギリシャの金融危機をめぐる懸念が続いている」と指摘した。

マークイットによれば、ジャンク級企業の社債に連動するマーク イットCDX北米ハイイールド指数のプライスは0.3ポイント低下し 額面の93.36%。プライスは投資家心理悪化に伴い低下する。

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