メルケル独首相、FDPとの連立維持示唆-ベルリン市議選敗北後も

ドイツのメルケル首相は、18日行 われたベルリン特別市の議会選挙で連立与党の自由民主党(FDP) が議席を全て失った後でも、現在の連立を維持する立場を示唆した。

ベルリン市議選の結果を受け、国政で最大野党の社会民主党(S PD)と緑の党はメルケル首相にFDPとの連立解消を迫った上で、 欧州債務危機の対応で協力を申し出た。FDPは選挙戦でユーロ圏の 救済計画に対する懐疑論を訴えたが、ベルリン市議選では全議席を失 う結果に終わった。FDPが議席ゼロとなったのは今年の地方選で5 回目。

メルケル首相は19日、ベルリンで記者団に対し、「われわれは政 府としての任務を継続する。困難さが増したとは思っていない」と発 言。「連立内閣は引き続き職務を遂行しており、行うべき課題は山積し ている。全ての連立パートナーは自らの任務を理解しており、その任 務に強い努力をもって取り組んでいく」と語った。