NY原油(19日):続落、3週間ぶり安値-OPEC高官発言で

ニューヨーク原油先物相場は3 週間ぶりの安値に下落。欧州債務危機の深刻化で原油需要が低迷する との観測が広がった。石油輸出国機構(OPEC)事務局長が世界 の原油消費は予想を下回る伸びにとどまると示唆したことも売り材料。

ギリシャがデフォルト(債務不履行)回避に向け支援金を受け取 るかどうかについて市場で疑念が広がった。OPECのバドリ事務 局長はドバイで、リビアからの供給が失われた分を埋め合わせようと 生産を引き上げた加盟国は、リビアでの生産再開に伴い減産し始める とも述べた。

サミット・エナジー・サービシズ(ケンタッキー州)の商品アナ リスト、マット・スミス氏は「ギリシャをめぐる懸念やOPECの弱 気な発言で原油は売りを浴びている」と指摘。「ギリシャに関する不 安がユーロ売りの原因になっているほか、OPEC事務局長の発言は 生産縮小と需要減速のダブルパンチとなった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 営業日比2.26ドル(2.57%)安の1バレル=85.70ドルで終了。 終値としては8月26日以来の安値となった。年初からは6.2%の下 落。

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