福島第一原発、年末までに冷温停止へ-細野原発相がIAEAで演説

細野豪志原発事故担当相は19 日、東日本大震災を受け事故を起こした東京電力福島第一原子力発電 所の原子炉3基が年末までに冷温停止の状況となるとの見通しを示し た。国際原子力機関(IAEA)がウィーンで開いた年次総会で演説 した。

事故収束の目安となる冷温停止は原子炉の温度が100度を下回 る状態。政府と東京電力はこれまで、来年の1月半ばまでの冷温停止 を目指すとしていた。

IAEAの天野之弥事務局長も福島第一原発の現状について、I AEAは原子炉が基本的に安定していると認識していると話し、冷温 停止が計画通り達成されるとみていると述べた。

細野原発相はこの日、フランスのベッソン産業担当相やチュー米 エネルギー長官とも会談。冷温停止後も損傷した炉心の処理や原発周 辺での放射性物質の除染などの課題が残ると説明した。