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ギリシャのデフォルト回避、IMFとEUの査定結果次第

ギリシャがデフォルト(債務不履 行)を回避できるかどうかは、欧州連合(EU)や国際通貨基金(I MF)によるギリシャ財政再建策の進展査定の結果次第だ。同国のパ パンドレウ首相が救済融資を受ける条件を満たせるかどうかが焦点と なる。

EUの行政執行機関である欧州委員会とIMFの代表者らは、ギ リシャ政府が次回分の融資を来月実施するための条件を満たしている かどうかや、7月21日にEU首脳が承認した第2次ギリシャ支援の実 施に向けて同国の計画が軌道に乗っているかどうかを判断するため、 19日夜にベニゼロス財務相ら同国当局者と電話会議を行った。

ギリシャ財務省は電話会議について、「生産的で実のある協議だっ た」との声明を電子メールで発表。20日夜に再び電話会議を開き、協 議を継続するとした。

ギリシャは第1次支援の下で第6弾の融資を受け取るための条件 達成を急いでいる。IMFとEUの代表団は今月、ギリシャの予想以 上の財政赤字を受けていったん査定を中断した。

ベニゼロス財務相は19日、電話会議の前に行われた会合で、「財 政改革の実行なしに進むことはできない。われわれは遅れている」と 発言。「財政目標の範囲内の現金残高で12月末を迎えなくてはならな い」と語った。

欧州委のレーン委員(経済・通貨担当)のスポークスマンを務め るアルタファイ報道官は、19日の電話会議後、ギリシャ政府とEU・ IMFによる技術的な協議は20日に継続されると電子メールでコメン トした。同国では20日の閣議は予定されていない。当初は電話会議の 結果について協議するために予定していた。

ベニゼロス財務相は18日、6月に承認された780億ユーロ(現在 の為替レートで約8兆1300億円)規模の5カ年中期財政計画に盛り込 んだ措置の一部は、目標達成のため前倒しが必要となる可能性がある との認識を示した。

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