EU:ギリシャのデフォルト、可能性すら考えず-スペイン財務相

スペインのサルガド財務相 は17日、欧州連合(EU)加盟国の財務相がギリシャのデフォル ト(債務不履行)の可能性すら考えていないと述べた上で、欧州の 銀行業界が一段と強固になる必要があるとの意見で一致したことを 明らかにした。

ポーランドのウロツワフで16日から2日間にわたって開催さ れたEU非公式財務相会合に出席した同相は、会合終了後に記者団 からギリシャのデフォルト見通しついて聞かれ、「その点でそうし た見方はなかった」と言明。「言及はなかったし、選択肢にもない」 と続けた。

サルガド財務相は、「ギリシャが問題を解決しユーロ圏にとど まるために必要なあらゆる措置をわれわれが実行することを、市場 は認識する必要がある」と指摘。EUと国際通貨基金(IMF)、 欧州中央銀行(ECB)から成る調査団がギリシャの改革に関する 評価を完了するのを待ってから判断を下すのが「正しい」とも話し た。

同相はまた、会合では金融業界をより強固にするための措置を 講じる必要があるとの結論が得られたと述べ、「金融セクターの監 督は国のレベルでも欧州のレベルでも強化されるべきだ」と付け加 えた。

銀行に対するストレステスト(健全性審査)は、「継続的な信 頼感」を生み出すように均質なものにするべきだとし、「ストレス テストをより厳格なものにする必要がある」と述べた。

サルガド財務相によれば、ユーロ圏の主要国の間には域内全体 に導入する金融取引税をめぐる構想についてコンセンサスがあり、 23日からのIMF・世界銀行総会にあわせ開催されるワシントン での主要20カ国・地域(G20)の会合に提案が出されるという。

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