ブラジル株(16日):3日続伸、レアル安で輸出関連株に買い

16日のブラジル株式市場では、 代表的な指標のボベスパ指数が3日続伸。レアル安を背景に輸出関連 株の見通しが明るくなった。レアルは週間で16カ月ぶりの大幅安。

世界最大のパルプメーカー、フィブリア・セルロージは週間で 2010年7月以来の大幅高。第2四半期の同社売上高は84%が輸出 関連だった。自動車部品メーカーのオートメタルは6週間ぶり高値を 付けた。ブラジル政府が外国部品の割合が高い自動車への税率を引き 上げたことが背景にある。

製鉄大手のウジミナスはボベスパ指数構成銘柄で最悪のパフォー マンス。同業のジェルダウがウジミナスの株式取得を提示していない ことが規制当局への届け出で明らかになった。

ボベスパ指数は前日比1.5%高の57210.11で終了。指数構成 銘柄のうち値上がりは59銘柄、値下がりは7銘柄。週間ベースでは

2.6%上昇した。通貨レアルは前日比1.6%安の1ドル=1.7346レ アル。

SLWコレトラの主任ストラテジスト、ペドロ・ガルディ氏はサ ンパウロから電話インタビューに応じ、「レアル安が輸出依存企業の 売り上げを押し上げる可能性がある」と指摘。「鉄鋼やパルプ株、鉄 鉱石生産のヴァーレがレアル下落で上昇する銘柄だ」と語った。