インド中銀:政策金利、8.25%に引き上げ-インフレ抑制重視

インド準備銀行(RBI、中央 銀行)は16日、政策金利の引き上げを決定した。利上げは昨年3月 以降で12回目。

インド中銀は政策金利であるレポ金利を8.25%と、従来の8% から引き上げた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト 調査では、17人中14人が0.25ポイントの利上げを予想、残り3人 は据え置きを見込んでいた。

インド中銀のスバラオ総裁の動きは、この1カ月に利下げに踏み 切ったブラジルとロシア、7月上旬以降利上げを控えている中国の中 銀とは対照的だ。食品と燃料価格の上昇に加え、通貨ルピー安の影響 で、インドのインフレ率は9%を上回る水準にとどまる可能性がある。

スタンダードチャータード銀行のエコノミスト、サミラン・チャ クラボーティ氏(ムンバイ在勤)は統計発表前に、「世界の不確実性 が高まりつつあるが、インド中銀の責務はインフレを抑制することだ」 と語っていた。