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ECB総裁:「影の銀行」の監視強化を-金融安定へのリスク評価必要

欧州中央銀行(ECB)のトリシ ェ総裁は、高頻度取引を手掛けるトレーダーや、マネー・マーケット・ ファンド(MMF)などいわゆる「影の銀行」が金融システムに及ぼ すリスクについて、金融監督当局の監視を強化する必要があるとの認 識を示した。

同総裁は15日、ポーランドのブロツワフで開かれたEUROFI の金融フォーラムでの講演で、「金融の革新と技術的進歩」に関する理 解を深める監督機関の広範な取り組みの一環として、高頻度取引業者 に対する入念な調査を行うべきだと主張。このような企業がもたらし かねない「市場の安定に対する潜在的脅威」を「特定および監視し、 評価する」義務が監督当局にはあると訴えた。

総裁はさらに、「ノンバンク部門は過去20年間で飛躍的な成長を 遂げており、その実際の規模が国際金融システム全体に及ぼす潜在的 な不安定性については十分理解されていない」と警告した。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会はアルゴリズム(コ ンピューターを使った自動売買)や高頻度取引について、市場操作と して罰則を科す「具体的な戦略例」の特定に動いている。

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