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ウォール街、投資家よりスワップ市場規制に関心高い-CFTC委員長

ウォール街の金融機関はスワップ 市場の規則策定に関し、他の市場関係者より積極的に規制当局に影響を 及ぼそうとしていると、米商品先物取引委員会(CFTC)のゲンスラ ー委員長が指摘した。スワップ市場の規模は601兆ドルに上るとされて いる。

ゲンスラー委員長は15日、ニューヨークで開催された会議「ブル ームバーグ・マーケッツ50サミット」で「通常、大手金融機関がわれ われに影響を及ぼそうと並外れた関心を寄せており、投資家はそれほど 接触してこない。若干の不均衡がある」と述べた。

この会議は、同誌が発表した世界の市場や金融業界、経済界、政府 関係者で最も影響力のある50人のランキングに連動したもの。

CFTCと米証券取引委員会(SEC)は金融規制改革法「ドッ ド ・フランク法」に基づき、スワップ市場の取引のリスク軽減や透明 性向上に向けた規則を策定している。この市場では米ゴールドマン・サ ックス・グループやJPモルガン・チェース、農産物供給大手カーギル などが取引を行っている。

CFTCはモルガン・スタンレーやシティグループ、ドイツ銀行な どの企業と約1000回に及ぶ会合を開いている。ゲンスラー委員長は 「これらの1000回の会合のうち、大部分が大手金融機関と行われた」 と語った。

ゲンスラー委員長は会議の後、CFTCが今年と2012年1-3月 (第1四半期)に策定完了を目指しているドッド ・フランク法に基づ く規則は、デリバティブ市場にとって「歴史的変化」をもたらす条項を 含むと説明。「関係者らは自分たちの立場を主張しており、時には規則 の改善につながる主張もあるが、そうでない場合もある」と述べた。

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