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ブラジル株:続伸、ECBのドル資金供給を好感-資源株が高い

15日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続伸。欧州中央銀行(ECB)の流動性供給の発 表を受けて商品相場が上昇したことで資源株が買われ、内需関連株の 下げの影響が緩和された。

鉄鉱石生産のMMXミネラサン・エ・メタリコスが高い。世界最 大のパルプメーカー、フィブリア・セルロージは8月2日以来の高値 を付けた。時価総額で中南米最大の銀行、イタウ・ウニバンコ・ホー ルディングを中心に銀行株も上昇。同行のロベルト・セトゥバル最高 経営責任者(CEO)が来年の利益が15%増加するとの見通しを示し たことや、米投資会社ブラックロックの運用担当者が同行の株式購入 を明らかにしたことが買い材料となった。

一方、利下げでインフレが加速するとの見方が出たことで、ブラ ジル化粧品最大手のナトゥラ・コスメチコスや消費財のイーペルマル カスなど内需関連株は値下がりした。

ボベスパ指数は前日比0.2%高の56381.46で終了。指数構成銘柄 のうち値上がりは31銘柄、値下がりは36銘柄。通貨レアルは0.4% 高の1ドル=1.7069レアル。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、 ロジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)はECBの動き について、「金融当局が策を講じることなく危機の悪化を放置すること はないとの姿勢を示すもので、若干の安心感を与える」と指摘。一方、 ブラジル中央銀行については、「危機のデフレ効果について楽観的過ぎ るように見える、われわれは引き続きかなりの不安を抱いており、相 場の見通しはあまり好ましくない」と述べた。

ECBは15日、米連邦準備制度理事会(FRB)など世界の主要 中銀と協調し、ユーロ圏の銀行にドル資金を供給する3カ月物オペを 3度にわたって実施すると発表した。市中銀行の年末越えのドル資 金確保を支援する。

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