NY原油(15日):反発、ECBが市中銀行へのドル資金供給を発表

ニューヨーク原油先物相場は反 発。欧州中央銀行(ECB)が、ユーロ圏の銀行にドル資金を供給す るオペを実施すると発表したことが背景。

ECBによれば、資金供給は米連邦準備制度理事会(FRB)や イングランド銀行、日本銀行、スイス国立銀行との協調行動となる。 ドイツとフランスの首脳が、ギリシャはユーロ圏にとどまると確信し ていると述べたことも原油買いの手掛かりとなった。域内債務危機の 影響で燃料需要が落ち込むとの懸念が和らいだ。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・ キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は 「ユーロ圏の債務危機に関し、寄せては返すニュースの波に市場は敏 感に反応している」と指摘。「これによりユーロは上昇し、安全逃避 としてのドルの必要性は後退、商品は再び上昇モードになるだろう」 と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比49セント(0.55%)高の1バレル=89.40ドルで終了。過去 1年間では18%の値上がり。

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