ビニスマギ理事:ECBは債券購入のリスクを完全に認識している

欧州中央銀行(ECB)のビニ スマギ理事は15日、ECB当局者らは債券購入に関連したリスクを 「完全に認識している」とした上で、今までに行ったいかなる決定も 同中銀の物価安定を守る能力を損ねてはいないと言明した。

同理事はローマで講演し、ECBが国債市場などで行動すること について、「過度に積極的になり過ぎるか、逆にあえて静観する可能 性に伴うリスクを完全に認識している」と語った。

ECBは今年2回の利上げを実施。また8月から国債購入を拡大 している。利上げについても国債購入についても一部に批判がある。

ビニスマギ理事は「ECBに対する批判の多くは、不適切な経済 分析やわれわれが身を置いている危機についての知識不足、現在の状 況とは結びつかない遠い過去の経験から来る不安の結果だと思われる」 と述べた。

救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)につい ては一段の調整が必要かもしれないとして、域内の全ての政府の承認 を必要とする現在のEFSFの意思決定システムは「時宜を得た行動 で市場に介入するためにあまり効率的だとは思われない」と指摘した。

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