ユーロ圏:8月の消費者物価指数、前年比2.5%上昇-速報と一致

ユーロ圏では8月のインフレ率 が7月から横ばいとなった。景気回復の足踏みとエネルギー値下がり で物価上昇圧力が和らいだことが示された。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が15日発表した8 月のユーロ圏消費者物価指数(改定値)は前年同月比2.5%上昇と、 インフレ率は7月と同じ水準にとどまった。先月31日公表の速報値 と、ブルームバーグがエコノミスト30人を対象にした調査の中央値 とも一致した。

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は今月8日、インフレ見 通しに対する見方を後退させ、リスクが「おおむね均衡した」と説明 した。ECBは同日に政策金利を1.5%に据え置いたほか、今年と来 年のユーロ圏成長率見通しを引き下げた。

バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ファビオ・フォイス 氏(ロンドン在勤)は統計発表前に電子メールで配布したリポートで、 「来年12月までECBは金利を据え置くと見込んでいるが、向こう 数カ月以内に利下げするリスクも高まっている」とし、ユーロ圏のイ ンフレ率は「11月以降に低下し始める公算が大きい」との見方を示 した。

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