中国経済はデフォルトの波が起きても安全、措置は万全-招商銀社長

不良債権がもたらす広範囲に及ぶ 影響から同国経済を守る様々な措置を中国の政策当局は既に講じてい ると、時価総額で中国6位の銀行、招商銀行の馬蔚華社長が指摘した。

世界経済フォーラムの夏季ダボス会議に出席中の馬社長は14日、 大連でのインタビューで、中国が経済成長を向こう8-10年間維持す ることで、不良資産は「希薄化される」と予想。当局は「比較的早期 に」地方政府向け融資の不良債権化といった問題を特定し、リスク抑 制を図っていると語った。

同社長はまた、政府が国内の大手銀行を救済するため過去10年で 6500億ドル(約49兆8500億円)余りを投じる結果となった「大規模 な不良資産の再発はあり得ない」とみている。

世界的金融危機の波及を防ぐ狙いで2009年に始まった記録的な 融資ブームと1兆7000億ドルを超える地方政府の負債を背景に、中国 の銀行が不良債権を抱えることになるとの懸念が強まっている。当局 は今年に入り、大手行の自己資本とみなす要件を引き上げ、簿外資産 に関する規則を強化。招商銀は最大350億元(約4200億円)規模の株 主割当増資を余儀なくされている。

--Stephen Engle, with assistance from Christine Hah, Dieter Depypere and Penny Peng in Beijing. Editors: John Liu,

Chitra Somayaji

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki +81-3-3201-3549 or hnozaki1@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Stephen Engle in Beijing at +86-10-6649-7582 or sengle1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chitra Somayaji at +852-2977-6486 or csomayaji@bloomberg.net

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