米ブルームバーグ消費者信頼感指数、今年2番目の低水準にとどまる

米国の消費者信頼感は先週、今 年2番目の低水準にとどまった。現在は消費に適した時期ではないと の回答が過去約3年間で最も多かった。

15日発表された11日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指 数はマイナス49.3となった。今年の最低は5月に記録したマイナス

49.4。同指数を構成する項目別指数のうち、消費環境の指数は 2008年10月以来の低水準に落ち込んだ。

調査では10人中9人の米消費者が、労働市場の停滞とインフレ 率を下回る賃金の伸びを理由に、米経済について否定的な見方を示し た。米国内総生産(GDP)の約70%を占める個人消費の落ち込み で、2年前に始まった景気回復にブレーキがかかる恐れがある。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミ スト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「経済に加え、経済の方向性を変 える政策立案者の能力に対する消費者の信頼が揺らいでいることによ り、持続的な回復の可能性は低くなった」と語った。

消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数をみると、消費環 境の指数はマイナス60.7と、前週のマイナス53.5から悪化した。 10人中8人の消費者が必要品の購入に適した時期ではないと回答。 米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破綻で株式相場が急落 した2008年11月以降で最も多かった。

景況感の指数はマイナス86.6と前週のマイナス88.7から改 善した。経済は「悪い状態」にあるとの回答は49%と、7週間ぶり に50%を割り込んだ。家計の指数も前週のマイナス5.8からマイナ ス0.7に改善した。

年間所得が10万ドル(約770万円)を超える層の信頼感指数 はマイナス18.1とほぼ横ばい。18週連続のマイナスとなった。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為抽出した18歳以上 の消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取 り調査を基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス 100。誤差率はプラス・マイナス3ポイント。

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