独仏首脳:ギリシャは今後もユーロ圏にとどまる-3カ国政府が声明

フランスのサルコジ大統領とドイ ツのメルケル首相は、ギリシャが今後ともユーロ圏にとどまり、同国 の予算削減が市場の安定を回復させると「確信」しているとの声明を 発表した。

両首脳は14日、ギリシャのパパンドレウ首相と電話会談を行い、 3カ国政府がその後、アテネとベルリン、パリで声明を出した。パパ ンドレウ首相は国際的な支援の条件である財政赤字削減目標を達成す る決意を示した。

仏政府は、独仏首脳が「ギリシャが将来もユーロ圏にとどまる」 と強く確信しているという内容の声明を公表した。

欧州各国政府はギリシャ第2次支援とユーロ圏の救済基金の強化 に関する7月21日の首脳合意の批准を目指している。債務危機の拡大 をめぐる投資家の警戒感が高まったことで、銀行の資金調達コストが 上昇し、世界的に市場が混乱している。

欧州3カ国の声明を受けて、米国株式相場は上昇し、ユーロは対 ドルで値上がりした。S&P500種株価指数は一時1.7%高となり、ユ ーロはニューヨーク時間午後3時(日本時間15日午前4時)現在、

0.5%高の1ユーロ=1.375ドル。ユーロ・ストックス50指数先物は 4%余り上昇した。

為替取引を手掛けるテンパス・コンサルティングのストラテジス ト、ジョン・ドイル氏は、声明を「好材料」とした上で、「現時点では 言葉だけだが、それでもユーロが対ドルで上昇した」と指摘した。