リソー教育:ドイツ銀からの支援で業規模を倍増-収益増強狙う

麻布、開成、武蔵などのいわゆる御 三家中学への合格実績を持つ進学塾「TOMAS」で知られるリソー教 育は、今後5年間で教室の数を250程度に倍増する計画だ。収益拡大を 狙う。同社の岩佐実次会長が明らかにした。

富裕層を対象に創業以来増収を更新しているリソー教育は、首都圏 を中心に教室を拡大することで、生徒数を4万人規模に倍増する。現在 M&A(企業の合併・買収)に着手しているほか、海外進出も検討して いる。同社はドイツ銀行に対して新株予約権を発行し、行使により自己 株式を引き受けてもらうことで、最大42億円を調達する。資金は教室向 け物件確保をはじめビジネス拡大などに充てる。

リソー教育は1985年の創業。TOMAS、伸芽会、名門会などのブ ランド名で個別指導を主に首都圏で展開している。麻布、開成、武蔵、 女子学院、慶應義塾中等部などの難関中学の11年の合格者数は904人と 前年同期の720人から26%増えた。授業料は年間で100万円と日本で最も 高い。

岩佐会長(62)はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、 「首都圏を中心にさらにビジネスを拡大していくほか、海外にも進出す る方針だ」と述べ、「共存・共栄できるところがあれば、積極的にM& Aを行っていく」との考えを明らかにした。

同社は創業以来26年間の増収記録を更新中。11年2月期の収益は 188億円と前年の173億円から増加した。株価も東日本大震災以来、17 %程度上昇している。14日の株価終値は、前日比60円(1.3%)高の 4760円だった。

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