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ソシエテは外銀の買収対象にも、債務危機が機会提供のリスク-仏議員

今月に入り時価総額の4分の 1以上を失ったフランスの銀行、ソシエテ・ジェネラルは、外国の 銀行による買収の標的となるリスクがあると、フランスの議員が指 摘した。

下院金融委員会メンバーのジャンピエール・バリガン議員(社 会党)はインタビューで、「われわれは外国の銀行が有利な価格でソシ エテを買収しようとする事態に向かっている」とした上で、「それはユ ーロ危機を利用したものとなり、フランスにとって良いことではない」 と述べた。

発言はソブリン債危機で調達困難に見舞われている国内銀行 が独立を失うことへのフランスの政治的懸念を浮き彫りにした。仏 銀はギリシャなど欧州財政難国の国債保有への懸念から株価は下 落、マネー・マーケット・ファンド(MMF)による貸し渋りにも 直面している。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、 ソシエテとクレディ・アグリコルの債務格付けを引き下げた。ソシ エテ株は昨日までで年初来55%下落。

資産規模で仏銀3位のソシエテの時価総額は現在、約134億ユ ーロ(約1兆4100億円)。米銀JPモルガン・チェースの時価総 額は1267億ドル(約9兆7300億円)だ。

ソシエテのフレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は 買収や合併の観測を否定。大半の銀行の株価は下落していると指摘 した。また、大規模な銀行合併はユーロ圏の危機を解決しないとの 見解も示した。

同CEOは13日のブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、「大規模な合併がこの信頼の危機の解決策になるとは思わ ない」と語った。

ソシエテの広報担当のエレーヌ・マツィエ氏はバリガン議員の 発言についてコメントを控えた。

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--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor: Shigeru Chiba 記事に関する記者への問い合わせ先:

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