グリーンスパン氏:財政赤字削減へ給付金制度の縮小を-上院小委証言

グリーンスパン前米連邦準備制度 理事会(FRB)議長は13日、米上院小委員会で証言し、経済成長 は数年間にわたって鈍化する公算が大きく、給付金制度の規模縮小を 求める議会への圧力は強まっているとの見解を示した。

グリーンスパン氏は上院財政委員会の小委員会で、「経済面での 痛みを伴わずに、現在の財政問題に対処する信頼できるシナリオはな い」と述べた。

また、財政赤字への対応で望ましい選択肢は、米下院予算委員会 のポール・ライアン委員長(共和、ウィスコンシン州)が示した案だ と指摘。ただ、この計画では可決に必要な賛成票が集まらないため、 減税撤廃と歳出削減を通じて財政赤字を縮小するシンプソン・ボール ズ委員会の提案を支持する考えを示した。

同氏は「米財政危機が差し迫っているのか、あるいは数年先なの かは分からない」とした上で、「分かっているのは、長期的な赤字削 減策に真剣に取り組むまでには1、2年の猶予があると思い込み、そ うした楽観的な見方が間違っていたと判明した場合、金融市場への打 撃が壊滅的なものとなりかねないことだ」と警告した。

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