米デル取締役会、50億ドルの追加自社株買いを承認-現金増加で

パソコン(PC)メーカー2位 の米デルは13日、取締役会が50億ドル(約3850億円)相当の自 社株買いを新たに承認したと発表した。キャッシュフロー(現金収支) が増えていることを理由に挙げた。

発表文によると、前回承認された自社株買い枠は5-7月(第2 四半期)末時点で21億6000万ドルが残っており、今回の承認分は これに追加される。デルは上期(2-7月)末までに自社株購入に 16億ドルを支出した。

デルは経費削減のほか、より収益性の高い顧客や製品に照準を合 わせる方針を推進し、第2四半期末時点で現金・投資残高が過去最高 の162億ドルに達した。8月には、通期営業利益が一部項目を除い たベースで最大23%増加するとの予想を示し、最大18%増としてい た従来見通しを上方修正している。

ブライアン・グラッデン最高財務責任者(CFO)は発表文で 「業務のスリム化と経費削減に向けた努力が、事業からの高水準のキ ャッシュフローにつながった」とし、「当社には、機会を捉えた自社 株購入を継続する余裕がある」と説明した。